「eMAXIS Slim S&P500」と「SBI・V・S&P500」どっちが良い?比較検証!
※R4/12/3:最新のSBIVの交付運用報告書出たので更新しました。
※R5/3/15:emaxis slim公式HPに信託報酬引き下げの報告があったので更新。更新場所には★マークつけました。
そんでどっちが良いん?
気になる!早く教えて。
それではちゃちゃっと本題に入りますかー
途中見るのが面倒。という人は結論だけ見てもオッケーです
今回はどんな商品かは飛ばさせて頂きます!
どちらの投信ともに非常に低コストで魅力的な商品です。
S&P500をベンチマークにしており、多少の構成割合の違いはありますが運用成績は似ております。
では比較するのは?
やはり経費率(コスト)とポイントの付与でしょう!
経費率(コスト)比較
まずかかっている経費には次の物があります。
①信託報酬手数料
②売買委託手数料
③その他(保管費用など)
さらに有価証券取引税という経費もありますが、どちらの投資信託ともにかかっていない為省きます。
代表的な手数料は皆さんがご存じの信託報酬手数料です。しかしそれ以外にもかかっているので注意が必要です。
eMAXIS Slim 米国株式 S&P500
★①信託報酬手数料:0.0968%以内(0.097%) ⇒ 0.09372%以内(0.094%とする)・・・(R5/3/15変更)
運用報告書を見ないとこれしかわかりません。しかしそれ以外にも②、③がかかります。
②売買委託手数料:0.004%
③その他費用:0.011%
★総経費率=①+②+③=0.112% ⇒ 0.109%・・・(R5/3/15変更)
ちなみにこの数値はeMAXIS Slim S&P500 運用報告書から拾っています。
この記事もどうぞ⇒業界最低水準の運用コストをめざす『eMAXIS Slim(イーマクシス スリム)』 信託報酬率の引き下げを実施
SBI・V・S&P500
①信託報酬手数料:0.0938%程度(0.064+投資先ファンドの運営費用0.03%)
②売買委託手数料:無し
③その他費用:0.010%
総経費率=①+②+③=0.104%
これらの数値はSBI・V・S&P500の交付運用報告書から拾っています。
最新の報告書出てたので更新。
総経費率の勝者は!?
★eMAXIS 0.109% 対 SBI・V 0.104% なので
★SBI・Vが0.005%経費率が低いので勝利!!!
パチパチパチ
ただすみません、eMAXISシリーズは2021年4月~2022年4月。SBI・Vシリーズは2020年9月~2021年9月が比較対象となっており期間が一致していませんので完璧な比較はできません。
さらに経費率はここ2,3年少し下がっています。大きくは変わらないでしょうが来年はどうなるか不明です。
ポイント付与(SBI投信マイレージサービスポイント)
※これはSBI証券でないと付きません。
SBI証券が今現在積立NISA口座開設数が一番多いためそれを基準にさせて頂きます。
eMAXIS Slim 米国株式 S&P500
上の文章の通り、月の保有金額に対して0.034%ポイントが付きます。
SBI・V・S&P500
月の保有金額に対して0.022%ポイントが付きます。
ポイント付与率の勝者は!?
eMAXIS Slimです!
0.012%ポイント付与が多い結果となりました。
【結論】経費率、ポイント付与率から今回の勝者は・・・
証券会社によって違いが出ますので注意。
SBI証券の人
eMAXIS Slim S&P500です!!
★経費率の差0.005%、ポイント付与率の差0.012%から0.007%上回っているという結果が出ました!
SBI証券以外の証券会社の人
SBI・V・S&P500です!!
★経費率が0.005%低いです。
微々たるものかもしれませんが、0.001%の差を考える我々にとっては大きい事ですね。
https://nyakkukabu.hatenablog.com/entry/sbivsrakuten
↓積立NISA,ポイント還元の多い証券会社
積立NISAオススメ証券会社!一番ポイント還元が多いのは?2022年10月 - 投資運用で経済的自由をゲット! (hatenablog.com)