iDeCoはデメリットだらけ!?やってはダメなのか?
先日iDeCoのメリットやデメリットを書いた記事を出しました。
iDeCoで節税とは何か?メリット・デメリットは?オススメ銘柄の紹介。 - 投資運用で経済的自由をゲット! (hatenablog.com)
色々と考えましたが結論から言うと、やった方が良い人・やらない方が良い人がいます。
ではそれがどんな人かを見ていきましょう!
やってはダメな人もいる!
まず結論から、こんな人はやってはダメ!
■やってはダメな人■
- iDeCoを良く知らず他の人がやっているからやる
- 収入が少なく節約しているが、生活費・娯楽費などを抜くと1万しか残らない
- 不安定な職種についている
順番に説明していきます。
やってはダメな人①
1.iDeCoを良く知らず他の人がやっているからやる
iDeCoやって節税する!という考えは良いですが、仕組みなどある程度分かっていないと痛い目を見るかもしれません。何も目的を考えておらず、「取り合えず始めておこう」という人は安易にやらない事。
まずiDeCoは途中解約ができず、60歳まではお金を入れ続けなければなりません。(いくつか特例はありますが基本解約無し)後で「なんで解約できないの?こんなはずじゃなかった・・・」とならないように気を付けましょう。
そしてもろもろの手数料がかかります。
iDeCoの手数料一覧
①加入時・移転時手数料・・・2,890円~
②口座管理手数料・・・月171円~
③給付事務手数料・・・一度受け取るたび440円
④還付事務手数料・・・あるとこ無いとこ
⑤信託報酬手数料・・・商品によって違う
⑥信託財産留保額・・・あるとこ無いとこ(無ければ良いと言うわけでもない)
などなど。積立NISAとは違って手数料が色々あります。この辺も一通り知っておかないと実は損していたり、思ったより増えていない・減っているという事に。
やってはダメな人②
2.収入が少なく節約しているが、生活費・娯楽費などを抜くと1万しか残らない
ある程度の生活防衛費が無かったり、毎月の余裕資金が無い場合はやめた方が良いです。
もし資産運用に回したいならまず積立NISAにしておきましょう。
やってはダメな人③
3.不安定な職種についている
自営業の人だったりフリーランスの人は注意。稼いでいる人ほど節税効果は大きくなりますが、不安定な事業の場合は良く考えて下さい。
急に手元資金が必要になった時、「iDeCoに500万ある!」となっても引き出せません。金融機関などで高い金利を払って借りなければいけなくなるかもしれません。
コロナ禍のような状況になるとそのような人が増えてしまいます。自分の状況を考えてしましょう。
すぐにやった方が良い人!
こんな人はすぐやりましょう↓
簡単に言うと、お金を持ってる人はなるべく早くやるべきです。
やった方が良い人①②③
やってはダメな人の反対の事ですが、余裕資金が無くカツカツの人はしないでください。
資金がある人はやりましょう!所得税・住民税から控除もされるので良い節税になります。
次の画像を御覧ください
このように国民年金の区分によって分けられてます。
次の表は年収に対して掛金12,000円、23,000円、68,000円だと年間どの程度節税になっているかを確認できる表です。
掛金1万2千円 | 掛金2万3千円 | 掛金6万8千円 | |
---|---|---|---|
年収 | 節税額 | 節税額 | 節税額 |
200万 | 21,800円 | 41,800円 | 125,900円 |
400万 | 21,801円 | 41,800円 | 236,500円 |
600万 | 29,200円 | 55,900円 | 248,400円 |
800万 | 43,900円 | 84,000円 | 273,100円 |
1000万 | 43,900円 | 84,100円 | 356,600円 |
この表のとおり掛金が多く、年収が高いほど節税効果が大きいです。つまり自営業やフリーランスの人は安定して稼げている場合は必ずやった方が良いでしょう。
パワーカップルも生活に余裕があるはずなのでやった方が良いでしょう。
まとめ
iDeCoは年収が多く、掛金が多いほど節税効果が高まります。逆に年収が低めの人は節税効果も薄くなります。そして60歳まで辞められるものではないので、生活がカツカツな人は無理してする必要はありません。
積立NISAをしてない場合は先にそちらをやる事をお勧めします!
以上、デメリットを色々今回はお伝えさせて頂きました。先日はオススメしておいたのにすみません(笑)
メリットももちろんありますのでご安心を!
いかがでしたか?
よーく考えてからiDeCoを始めて下さいね😊